2026年07月24日
自己ベスト7.5kg更新の裏側 ― デッドリフトは「引く」ではなく、力を伝える技術。
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本日のレッスンでは、マスターズⅠ・伊藤千枝子選手のデッドリフトMAXチャレンジを行いました。

これまでの自己ベストは112.5kg。
今日のためにコンディショニングを万全に整え、この日に照準を合わせてきました。
結果は、
120kg成功。

自己ベストを一気に7.5kg更新しました。
しかし、今回評価すべきなのは120kgという数字だけではありません。
本当に大きな収穫は、身体の使い方そのものが変わったことです。
まずはグリップ幅の最適化
最初に取り組んだのはグリップ幅です。
わずか数センチの違いでも、
・広背筋のテンション
・肩甲帯の安定性
・バーと身体との距離
・股関節への力の伝達
すべてが変わります。
今回は、従来よりもやや狭いグリップ幅が、最も自然に力を発揮できるポジションであることを確認しました。
最大の課題はセカンドプルからフィニッシュ

今回、一番時間をかけたのは、
膝上からフィニッシュまでの動作です。
今まで伊藤選手は、
膝を越えた瞬間にバーが止まる。
最後で引っ掛かる。
フィニッシュで力が抜ける。
この現象が続いていました。
原因は筋力ではありません。
力の伝え方にありました。
ミッドフットで「壁」を構築する
私が常に伝えていることがあります。
それは、
ミッドフットで壁を構築すること。
この壁があるからこそ、
床反力を最後まで受け続けることができます。
しかし、多くの選手は、
フィニッシュで骨盤だけを前へ突き出そうとします。
すると重心はミッドフットから前へ流れます。
私はこれを、
「壁を壊す」
と表現しています。
壁が壊れた瞬間、
床反力は逃げ、
股関節で発生したエネルギーはバーへ伝わらなくなります。
骨盤を後方回転させながら股関節をバーへ近づける
今回、最も修正したポイントです。
重要なのは、
骨盤を後方回転させながら股関節をバーへ近づけること。
股関節だけを前へ押し出そうとすると、
壁は壊れます。
だからまず、
ミッドフットで壁を維持する。
その状態で膝を真上へロックしていく。
膝の伸展と連動しながら、
骨盤は後方回転し、
股関節がバーへ近づいていく。
その結果、
股関節で生み出されたエネルギーが逃げることなく、
垂直方向へ効率良く伝達されます。

デッドリフトは、
バーを前へ押す競技ではありません。
バーは最後まで、
真上へ運ぶ競技です。
「手短族」から「首長手長族」へ
伊藤選手にはいつも冗談で、
「手短族だから損してるよ(笑)」
と話していました。
腕を短く使う選手は、
肩がすくみ、
広背筋の張力が抜け、
身体が窮屈になります。
そこで毎回伝えてきたのは、
「首を長く。」
「腕を長く使おう。」
つまり、
首長族。
そして、
手長族。
腕は力で引くものではありません。
長いレバーとして使うものです。
肩甲帯を安定させ、
広背筋へテンションを乗せ、
長い腕でバーに身体を預ける。
この感覚が、ようやく身についてきました。
今回の120kgでは、
腕の使い方が今までとはまったく違いました。
もう、
「手短族」
とは呼びません。
今日からは、
「首長手長族」。

さらに言えば…
オラウータン・デッドリフト。
オランウータンのように長い腕を使うイメージです。
腕を長く使える選手ほど、
身体の力みは減り、
力はバーへ素直に伝わります。
NEOウエイトトレーニングとは
TARGET仁-JIN-では、
この考え方を
「NEOウエイトトレーニング」
と呼んでいます。
「NEO(ネオ)」とは、ギリシャ語で**「新しい」**という意味です。
しかし、私が考えるNEOとは、
新しいトレーニングを作ることではありません。
ウエイトトレーニング本来の原点へ立ち返ること。
それが私の考えるNEOです。
現在のウエイトトレーニングは、
筋肉を大きくする。
重量を伸ばす。
その部分だけが注目されることが多くなっています。
もちろん、それも大切です。
しかし、本来ウエイトトレーニングには、
もう一つ大切な役割があります。
それは、
身体の使い方を学び、構築すること。
重心を感じる。
床反力を受ける。
骨格を整える。
重力を味方につける。
そして、
身体を自在に操る。
私は、
これこそがウエイトトレーニングの原点だと考えています。
ところが現在では、
この本来の価値が見落とされている場面が少なくありません。
だから私は、
その原点をもう一度伝えたい。
それが、
NEOウエイトトレーニングです。
筋肉だけではなく、
身体そのものを教育する。
その結果として、
筋力も、競技力も、日常生活の動作も向上していく。
これがTARGET仁-JIN-の指導理念です。
動作が変われば記録は変わる
フォーム修正には多くの時間を費やしました。
当然、神経的疲労も筋疲労も残っています。
それでも、
115kgを軽々と成功。
そして120kgへ挑戦。
見事成功。

自己ベストを7.5kg更新しました。
疲労した状態で120kgを挙げられたということは、
フレッシュなコンディションなら、
さらに上の重量も十分に狙えるでしょう。
筋力だけでは記録は伸びません。
重心。
ミッドフット。
床反力。
壁の構築。
骨盤後方回転。
首長手長族。
そして、
身体操作。
これらが一つにつながった瞬間、
同じ筋力でも記録は大きく変わります。
フォームが変われば身体が変わる。
身体が変われば記録が変わる。
それこそが、TARGET仁-JIN-が伝え続けるNEOウエイトトレーニングです。
TARGET仁-JIN-が目指しているのは、単なる筋力向上ではありません。
重力を味方につけ、骨格を整え、身体を連動させ、本来持っている能力を最大限に引き出すこと。
それはパワーリフターやスポーツアスリートだけのためではありません。日常生活を送るすべての人が、より効率よく、より快適に身体を使えるようになるための身体教育です。

🌙 まだ夢の途中。

これまでの自己ベストは112.5kg。
今日のためにコンディショニングを万全に整え、この日に照準を合わせてきました。
結果は、
120kg成功。

自己ベストを一気に7.5kg更新しました。
しかし、今回評価すべきなのは120kgという数字だけではありません。
本当に大きな収穫は、身体の使い方そのものが変わったことです。
まずはグリップ幅の最適化
最初に取り組んだのはグリップ幅です。
わずか数センチの違いでも、
・広背筋のテンション
・肩甲帯の安定性
・バーと身体との距離
・股関節への力の伝達
すべてが変わります。
今回は、従来よりもやや狭いグリップ幅が、最も自然に力を発揮できるポジションであることを確認しました。
最大の課題はセカンドプルからフィニッシュ

今回、一番時間をかけたのは、
膝上からフィニッシュまでの動作です。
今まで伊藤選手は、
膝を越えた瞬間にバーが止まる。
最後で引っ掛かる。
フィニッシュで力が抜ける。
この現象が続いていました。
原因は筋力ではありません。
力の伝え方にありました。
ミッドフットで「壁」を構築する
私が常に伝えていることがあります。
それは、
ミッドフットで壁を構築すること。
この壁があるからこそ、
床反力を最後まで受け続けることができます。
しかし、多くの選手は、
フィニッシュで骨盤だけを前へ突き出そうとします。
すると重心はミッドフットから前へ流れます。
私はこれを、
「壁を壊す」
と表現しています。
壁が壊れた瞬間、
床反力は逃げ、
股関節で発生したエネルギーはバーへ伝わらなくなります。
骨盤を後方回転させながら股関節をバーへ近づける
今回、最も修正したポイントです。
重要なのは、
骨盤を後方回転させながら股関節をバーへ近づけること。
股関節だけを前へ押し出そうとすると、
壁は壊れます。
だからまず、
ミッドフットで壁を維持する。
その状態で膝を真上へロックしていく。
膝の伸展と連動しながら、
骨盤は後方回転し、
股関節がバーへ近づいていく。
その結果、
股関節で生み出されたエネルギーが逃げることなく、
垂直方向へ効率良く伝達されます。

デッドリフトは、
バーを前へ押す競技ではありません。
バーは最後まで、
真上へ運ぶ競技です。
「手短族」から「首長手長族」へ
伊藤選手にはいつも冗談で、
「手短族だから損してるよ(笑)」
と話していました。
腕を短く使う選手は、
肩がすくみ、
広背筋の張力が抜け、
身体が窮屈になります。
そこで毎回伝えてきたのは、
「首を長く。」
「腕を長く使おう。」
つまり、
首長族。
そして、
手長族。
腕は力で引くものではありません。
長いレバーとして使うものです。
肩甲帯を安定させ、
広背筋へテンションを乗せ、
長い腕でバーに身体を預ける。
この感覚が、ようやく身についてきました。
今回の120kgでは、
腕の使い方が今までとはまったく違いました。
もう、
「手短族」
とは呼びません。
今日からは、
「首長手長族」。

さらに言えば…
オラウータン・デッドリフト。
オランウータンのように長い腕を使うイメージです。
腕を長く使える選手ほど、
身体の力みは減り、
力はバーへ素直に伝わります。
NEOウエイトトレーニングとは
TARGET仁-JIN-では、
この考え方を
「NEOウエイトトレーニング」
と呼んでいます。
「NEO(ネオ)」とは、ギリシャ語で**「新しい」**という意味です。
しかし、私が考えるNEOとは、
新しいトレーニングを作ることではありません。
ウエイトトレーニング本来の原点へ立ち返ること。
それが私の考えるNEOです。
現在のウエイトトレーニングは、
筋肉を大きくする。
重量を伸ばす。
その部分だけが注目されることが多くなっています。
もちろん、それも大切です。
しかし、本来ウエイトトレーニングには、
もう一つ大切な役割があります。
それは、
身体の使い方を学び、構築すること。
重心を感じる。
床反力を受ける。
骨格を整える。
重力を味方につける。
そして、
身体を自在に操る。
私は、
これこそがウエイトトレーニングの原点だと考えています。
ところが現在では、
この本来の価値が見落とされている場面が少なくありません。
だから私は、
その原点をもう一度伝えたい。
それが、
NEOウエイトトレーニングです。
筋肉だけではなく、
身体そのものを教育する。
その結果として、
筋力も、競技力も、日常生活の動作も向上していく。
これがTARGET仁-JIN-の指導理念です。
動作が変われば記録は変わる
フォーム修正には多くの時間を費やしました。
当然、神経的疲労も筋疲労も残っています。
それでも、
115kgを軽々と成功。
そして120kgへ挑戦。
見事成功。

自己ベストを7.5kg更新しました。
疲労した状態で120kgを挙げられたということは、
フレッシュなコンディションなら、
さらに上の重量も十分に狙えるでしょう。
筋力だけでは記録は伸びません。
重心。
ミッドフット。
床反力。
壁の構築。
骨盤後方回転。
首長手長族。
そして、
身体操作。
これらが一つにつながった瞬間、
同じ筋力でも記録は大きく変わります。
フォームが変われば身体が変わる。
身体が変われば記録が変わる。
それこそが、TARGET仁-JIN-が伝え続けるNEOウエイトトレーニングです。
TARGET仁-JIN-が目指しているのは、単なる筋力向上ではありません。
重力を味方につけ、骨格を整え、身体を連動させ、本来持っている能力を最大限に引き出すこと。
それはパワーリフターやスポーツアスリートだけのためではありません。日常生活を送るすべての人が、より効率よく、より快適に身体を使えるようになるための身体教育です。

🌙 まだ夢の途中。
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