2025年07月08日

東京成徳大学高校サッカー部1年生へ「筋肉伝承」

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皆様こんにちは自称筋肉伝道師こと宮本直哉です。

今日は都内へ出張パーソナルへ行ってきました。

筋肉伝道師担当

理論講座：モチベーションとトレーニングの楽しみ方
新入生向けに、まず筋力トレーニングへのモチベーションについて解説しました。筋トレの楽しさについて質問したところ、「筋肉がつく過程が楽しい」という意見がありましたが、筋肉の成長を実感するには3ヶ月～半年程度の期間が必要です。そのため、目の前のトレーニングの楽しさは、「重量」や「回数」といった記録の更新に焦点を当てることが現実的だと説明しました。

ゲームをクリアするような感覚で、前回の自分を超えることを目指し、記録が伸びることを楽しむことが重要です。記録の伸びは筋肉が大きくなる前兆であり、その未来を想像することでモチベーションを維持できます。トレーニングが楽しくなれば、自ずと強くなれるという**「好きこそものの上手なれ」**の精神を伝えました。

「4スタンス理論」と身体の使い方
次に、**「4スタンス理論」について講演しました。これは、人それぞれ異なる身体の使い方が存在するという理論です。自分の4スタンスタイプを知ることで、自分に合った正しい身体の使い方、いわば「身体の取扱説明書」を理解できます。タイプごとの特性や、パフォーマンス向上に繋がる「5ポイント理論」**についても解説しました。

実技講座：身体の連動性と筋力トレーニング
実技では、まず参加者全員の4スタンスタイプ診断を行いました。その後、「4スタンスリポーズ（軸体操）」や正しい立位姿勢、キャット＆ドッグを通じて、基本的な身体の軸と姿勢を意識する練習をしました。

特に重要な点として、肩甲骨の動かし方について詳しく指導しました。肩甲骨は単体で動かすのが難しいため、背骨や骨盤との連動が鍵となります。

例えば、肩甲骨を下げたい時は背骨を伸展させ、骨盤を前傾させるといったように、骨格全体が協調して動く「連動性」や「協応性」が大切だと伝えました。

筋力トレーニングでは、今回から新たにベンチプレスをメニューに追加。先月指導したデッドリフトや肩甲骨プルアップと、ベンチプレスの「初動で肩甲骨に重量を乗せる動き」が共通していることを強調しました。これら3種目は互いにリンクしており、1つの種目を完璧にマスターすれば、他の2種目の精度も高まり、全ての種目において万能なスキルを習得できると伝えました。