2013年04月25日
ホルモンダクダク~♪
高校野球

千葉経済野球部(寮生2年生)
16:30~19:00

スポーツ傷害を興した時の筋力トレーニングの考え方を指導。


筋力トレーニングによる直接的な骨への刺激により、骨への栄養補給が盛んになり、骨の硬さと
弾力性が高くなります。
また、適切な筋力トレーニングにより関節軟骨や靭帯などの血管の網の目も細かくなり、血液が
供給されやすくなります。
骨折などをした場合、筋力トレーニングを積んだ人のほうがそうでない人よりも治りが早いのは
その為です。

筋力トレーニングは成長ホルモン、性ホルモンの分泌量を促進させます。
もちろん、そのトレーニング内容(量、質)により一概には言えませんが・・・
怪我から早期回復させる為にはこの成長ホルモン、性ホルモンをいかにしてたくさん分泌させるかがポイントです。
効率的に成長ホルモン、性ホルモンを分泌させるには
1.物理的ストレスを与える。高強度トレーニング(高い負荷を筋肉に与えることで筋繊維が破壊)
2.化学的ストレスを与える。ショートインターバル、スロートレーニング(筋緊張時間を長くすることで二酸化炭素・乳酸等の代謝物により浸透圧が高まりパンプアップ)
以上の二大ストレスを与えるトレーニングを行わないと効果的なトレーニングとは言えません。
怪我をしている場合、上記1の物理的ストレスを与えることは、もちろん困難ですので、上記2の化学的ストレス主体のトレーニングをすることで早期回復が望めます。

怪我をしているから運動をやってはならないのではなくて、まずは、どうすれば早く治せるのかに智恵を使ってもらいたく思います。
まず今の自分の怪我の状態で何が出来るのかを考える。
これは出来る

出来ないと思ってやってみたら以外と出来るといったことはよくあることです。
怪我をしたら見学



医者を武器にするな~医者は「休みなさい・・・」確かに間違いではありませんが・・・
医者は神様ではありません。
筋肉つけるのも怪我を治すのも自分次第です。
全てを医師に預けるのでは駄目です。
患部は軽い負荷でトレーニングをしましょう

もちろん怪我の状況にもよりますが・・・出来るのであればアイソメトリックトレ-ニング、スロ-トレーニングでパンプアップさせる。
患部以外の筋肉は2大ストレスを十分に与えるトレーニングをしましょう。

デカイ筋肉を使うと脳下垂体から成長ホルモン、性腺刺激ホルモンという精巣を刺激する男性ホルモンが出ます。
このメカニズムを作動させるにはちっちゃな筋肉をちまちまやるよりデカイ筋肉をドガーン!!と使う方が良いのです。
フリーウエイトが使えない場合はマシンを使うのもよいでしょう。
成長ホルモンは脳下垂体より血液と一緒に全身に巡りますので患部以外の筋肉箇所を徹底的にトレーニングすることで早期回復が望めます。
乳酸分泌と成長ホルモン分泌の量は比例するのです。
成長ホルモンは普段の分泌量と比べると筋トレ後に300倍近く増えるといわれております。
だくだくホルモン出しましょう

筋トレも治療の一貫なのです。





やはり、成長ホルモンを大量に分泌させるには、ハードな筋力トレーニングが必要なのです。



クイックリフトのスキルはまさにスポーツ動作なのだ

バットを振る動作スキルと同じです。君らは得意なはずだ!!
体幹を先行させて遅れて後からバットへ
体幹


筋ー腱のバネ作用が関節を解してエネルギーは先端に行き、しなるムチの如しに
ポイントは上肢(肩~腕)を脱力することで自然に腕はたたまれてバットが振り出されます。

決して腕から動かさないように・・・いわゆるこれが手打ちです。
クイックリフトも全く同じです。
が・・・負荷が高くなればなるほど上肢の力みが強くなりやすく修練が必要です。
やはり練習あるのみじゃ!!


おっしいの~


ナイスキャッチ!!は工藤コーチの弟


ベンチプレス第33位(体重比第25位)
スクワット第28位(体重比第15位)
デッドリフト第25位(体重比第25位)
クイックリフト第3位(体重比第1位)
立ち幅跳び第7位
反復横とび第9位
前屈第10位
50メートル走第16位
30メートル走第7位


総合個人ランキング第1位
千葉経済大学附属高校野球部
岡野玄也君(3年生)

このことを本人に伝えると「え~・・・僕が~

お前~測定データ見てるのか、渡したはずだぞ!!HPでもずいぶん前に発表したぞ


本当に無頓着な岡野にかっくし~

今度からブログ見ていない生徒もペナルティにしてやろうかな~



やはりそれは問題になりそうだから止めとくか

やらされるから自らやるトレーニング!!
塵も積もれば肉となる

| アスリート養成 | 2013-04-25 Thu
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