2013年09月11日

■ 継続する難しさ・・・意識と無意識

ブログ

９月１１日（火曜日）
千葉経済大学附属高校野球部（２年生寮生）
１６：３０～１８：４０

いつもながら、まずは日頃のトレーニング頻度をＫ君に確認にて見ました。

予想的中！！
「最近は筋トレ出来てません！！」なんだと～～～～～！！
聞いた瞬間、もうお家に帰りたくなりました・・・これ、マジで

ですよ。

まだまだ彼達にとって、筋トレは野球の一要素になっていないのです。
毎月講習会のたびに筋トレも野球だ！！と言ってるのですが中々浸透させるのが難しいです。

念のためもう一丁！！筋トレも野球や！！

本当に早く気が付いてほしいものです。
素振り１０００回もやる時間があったら１００回、２００回に抑えて筋トレをやったほうが確実にバットスイングが速くなるのに

なぜこうも日本人は量のトレーニングが好きなんだろう

筋トレ（フリーウエイト、バーベル、ダンベル使用）の良いところは時間短縮でき効率よく筋肉を疲労困憊まで導けるところです。
スクワット１０００回やるとなると３０～４０分はかかります。さらには１０００回やったくらいではまだまだ筋肉がオールアウト（限界、立てなくなる状態）するところまでいきません。
ヒンズースクワットでオールアウトさせるには何時間かかるのやら～～～～

もちろん私はこんなトレーニングはやりたくないです

このようなトレーニングは質が低く物凄く時間もかかり、そのわりに筋肥大の効果が少ないのです。（※あくまでも筋肥大に対する効果に対してです。筋持久力にとっては効果的ですよ。）
筋肥大が目的ならば高負荷８０％ＲＭ（８～１０ＲＭ、８～１０回やっとできるかできないかの限界反復回数）で最低３セットのセット間インターバル１～２分が最良です。
この内容であればスクワット１０００回やるよりもあきらかに楽だし、時間効率も良いです。
皆さんはどちらのトレーニングを選びますか？

アスリートなのに筋トレを継続できないのって私には全く理解できません。

この仕事での一番の悩みです。

そもそも動物的本能は筋トレを嫌う！！

人間も動物ですが、人間は最も知能が発達した動物です。
動物的本能、野生的部分のみで考えた場合、体を鍛えることはそもそも嫌いなのではないのでしょうか。
だってトレーニングは、苦しく辛いものですから、嫌うのは当然だと思います。
自ら肉体の損傷を与えることは本能的に嫌うはずなのです。（自己保存本能）

しかし、人間は知恵、知識があります。
意識、有意識があるのです。
人は目標、夢、願望の実現のためには何をどのようにすれば達成できるのかを意識して努力します。
トレーニングとは有意識です。
筋トレの実践は意識です。勝ちたい、うまくなりたい、誰よりも抜きんでていたいと意識します。
これをやることで将来こうなるであろうと予測できるので、辛いけど夢の実現のためにハードなトレーニングが遂行できるのです。

人間だけが唯一努力する生き物なのです。
悲しいながらそれだけ強欲な生命体なのでしょうね。

動物ではない知識のある人間なのだから目標を持ち継続して筋トレに励んでほしいです。

決して何も考えずに無意識で筋トレに望まないでください。

目標とは意識！！

トップアスリートになるためには何をいつ、どのようにすれば成し遂げられるのかを意識して取り組みましょう。

継続は意識なり！！

無意識でやるから筋トレが継続できないんじゃ！！
信念のないものは去れ！！

これが競技者、アスリートなのです。